Festina lente

気が向くままに、考えごとの適当な記録処。

帰ってきた、おかえりのヘタミュ観劇備忘録1 「ヘタリア~The world is wonderful~」

かえってきた!!!おかえり!!!

というわけで、一つも冷静に感想言えない配信1回目感想。
あっという間すぎてアドリブとかまでわかってないけれど。
以下、遠慮ゼロの鉄熱叩メモです
みんな出てきただけで胸いっぱいだし衣装豪華だし装置派手だし、大きく…なって…みたいな謎の後方親戚ヅラが発動してしまい、しょっぱなから胸いっぱいになってしまった。
事故の話を聞いていたので、余計に心にきます。
空間を縦につかい、光と影で各地での様子を表すの、封ミュの時にもときめいたけど、最高にすき。光と影の演出最高にすき。キャストすら、モブ…というか、メインの国の背後で蠢く国々として機能していて、ライト当たらなくても輝きヘタリアの!!国たちが!!!そこにいる!!!
今回お初のロマーノは、はじめましてで、新鮮に味わいたかったから全然調べてなくて。
全員キャスト続報の時に、イタちゃんと仲良しを見せてくれてたから、心配はしてなかったのだけど、似てないにこいち。という感じが最高すぎた。そして、お兄ちゃんだった。。。いつも、兄と弟のものがたり…続編にして再編で新生…新しく構築されたお兄ちゃんたちと弟たちの関係、そして思いが詰まっていた。。。
それは、全員がそうで。そして、世界のお兄さんたる仏、家族以上に家族と告げる西、家族だった澳。
敵役であり、寒くて家族を求める露。
全員の、国であり、国の人たちであり、家族の物語を見せつけられました。
そして、その家族はカンパニーでもあり。
こう、原作の国たちとは違うんですよね、間違いなく彼らから生まれ彼らから派生した存在なのに、違う形でそこにいて、違う形での関係性を作っている。
そこが、改めて新鮮でした。仲良く家族のようになったカンパニーだからこそ、感じるのかもしれない。
リア様が、神聖ローマについて語るときの痛々しさ、それを否定するイタちゃん。NWのやり直しで、語り直しで、新たな思いの創出。そういうの大好きです…
改めてのイタリア様主人公の物語。イタリアがドイツいない…の嘆きに胸が詰まってしまった。メタギャグなんだけど。いつもの風邪引くシリアスギャグの乱高下なんだけども。
お兄ちゃんがいて、お兄ちゃんと一緒にと叫び走り回るのは、前回のドイツと…と叫び間違ってたと語った彼の姿がチラつきます。
ちなみにこれは次作以降の話ですが…これからまたやり直しが始まると思うのですが…次作はどんな話にするのかな?!いやまだ終わってない…終わらないんですが…っ
いや、終わらないし終わってほしくないのだけど、同時に次はどんな脚本にするの?!とどきどきする、イタリアの兄弟の物語でした。
またね、イタリア独立戦争は詳しくなかったから、あえて、調べてなかったのだけど……うん。この後を考えて、そして次はドイツがと語られると、史実的にどきどきしてしまう。プロイセンが、あの時点で語ると。特に…そういうことかな、みたいな…
 
ロシアの扱いが難しいのかな、と最初思いました。進行ギャグ役だし、兄弟を出すにはウク姉とベラ必要だし。けれど、後半から飛ばしてきた敵として侵攻していく歌もダンスも演出も最高で、痛烈な南下の憧れがあって。友達になりたい、という思いがすごく…よかった…
 
中国という眠れる獅子の扱いも良くて、イギリスとのひりひりした扱い方、あとイギリスの例のご飯の使い方も面白かった笑
し、それがまさかの伏線かよ!!!っていう。フランスはさすがの安定感なので、敵に回してもギャグやっても、1人だけ敵でもきっちりこなしてくるあたりがさすがすぎる。敵役やっても嫌味にならず嫌いにならずぞくぞくするほど魅力的。コミカルさが怖い、グルメ国家で一番を追い求めるのコミカルさと強烈な自負と苛烈さにくらくらしてしまう…格好良い…
スペインを敵扱いにしないあたりの温度感というか、ロマーノの扱い含め、穏健派と推進派、みたいな対話をさせるためでもあるのだろうけど、徹頭徹尾ロマーノに寄り添ったスペインが尊かった…結構スペイン各国蹂躙した強国という描き方もあると思うのだけど、原作のスペインはそうしないんですよね。ひまさん独特の明るさとからっとした感じがある。
それが、演者さんの陽の気質とあって、ロマーノが強くあれるのもスペインのこともあるのかなとか、兄だから…イタちゃんにとって兄でありたいとか、フランスから、ロマーノが正統とか聞かされてたのかなとか、いろんな思いが渦巻きますね…
リア様とプロイセンもまた対比で、家族として守ろうと、手放してでも守ろうとしたオーストリア、家族を解放して兄弟が揃ってこそと狂ったように進み続けるプロイセン…ちょっとこのあたりは当てられすぎてまともに頭に入ってこず…ただすごかった。
戦争のあたりは、見直して万全の体制で受け止めたい。
日本やアメリカといった弟たちの兄への想いとか、色々思うところはあるんですが…まとまらないので…見直して……浴びたらまた大変なことになると思うんですが、改めて咀嚼したいと思いました。
一旦備忘録おわり。